STAPより怪しい取りまく環境

  • 2016.03.13 Sunday
  • 15:36
小保方晴子著『あの日』(講談社)が出版され、STAPの出来事が思い起こされた。前の投稿でも書いたように、これで全てがスッキリしたわけではないが、手記とは言え小保方さんの告白本が出て、じぶんのようにこの出来事に関心のある者にとっては、これで情報のバランスがとれてきたと思った。そして、あとは、科学の問題なので時間が解決してくれるだろうことを期待した。

しかし、『文藝春秋4月号』に『あの日』に対するカウンター記事が載ることを知り、じぶんの中でSTAPが再燃した。文藝春秋は須田桃子著『捏造の科学者』を発行したところである。記事のタイトルが「ベストセラー手記に騙されるな/小保方晴子は錬金術師である 佐藤 優/緑 慎也」ということらしい。今、記事を読む予定はないが、あの佐藤勝氏が著者の一人であるらしいということで、一体何をどう分析しているのだろうかという興味はある。でも、これって文藝春秋と講談社の代理戦争が始まるってこと?。しかし、これで双方の本が売れて引き分けなんていうのは面白くない。

じぶんにもこの出来事の真実は分からない。しかし、どう考えても「一人の若き女性研究者 vs マスコミ/組織連合(権力側)」という構図は怪しいと思わざるをえない。前の投稿で書いたように、中世ヨーロッパの「魔女裁判」という史実が頭に浮かぶ。人間・社会というものは、時折こういうことをやるものだということは、割と多くの人が理解しやすいことではないだろうか。ジャンヌダルクの例もある。

しかし逆に、この状況で「吸血鬼」とか「エクソシスト」を思い浮かべるのは困難だろう。つまり、小保方さんが悪魔のような存在で、マスコミ/組織連合側が正義の味方という捉え方である。仮にこっちが真実だとしたら、これはこれでSTAP現象に劣らぬ大変な状況と言わざるをえない。日本の歴史の中で、一人の個人に対し社会が総掛かりで抗しなければならなかった事件というのはどれ程あるのだろうか。

そう言えば、あの内田樹氏がラジオ番組の中で、小保方さんを第一印象で一刀両断にしていた。一瞬耳を疑った。まさか、内田先生ともあろう方が印象だけで一人の人間を拒否してしまうとは。もっとも、内田先生は武道家でもあり、長年の修行の中で人間の本性を見破る力を身につけているのかもしれない。

しかし、当方にはそんな特別な能力があるわけもなく、取りあえずじぶんの常識にたよるしかない。そうなると、やはり、じぶんの常識では、「一人の若き女性研究者 vs マスコミ/組織連合(権力側)」で後者が正義という構図はどう見ても怪しいということになるのである。

魔女裁判

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